日常生活ではやらない様々な動きを取り入れ、
刺激を与えることで動きの引き出しを増やします
(全教室共通)
未就園クラス
[この時期の特徴]
- 飛んだり、跳ねたりという動きが上手になる
- ぶら下がる、のぼるなどにもチャレンジしたくなる
- 指先足先を意識した簡単な遊びが可能になる
- 周りを意識した「まねっこあそび」を通してコミュニケーションを図る
[ねらい]
- 様々な器具に触れて遊び、いろいろな運動に自分でとりくむ意欲を育てる。
- 繰り返し基本動作をしていく中で、しっかりとした「土台」をつくる。
- 自分でできた達成感を自信に繋げ、運動する楽しさを感じさせる。
[レッスン内容]
- 鉄棒のぶら下がりや、跳び箱からジャンプをしたり平均台を渡ったりするサーキット。
- お手玉を手先や足先で転がしたり、握ったりする。ボールを使って転がしたり、両手で投げたりする。
- 先生と一緒にダンスをする。
- 手遊びも取り入れる。
年少クラス
[この時期の特徴]
- 身体のバランスがとれるようになる。
- 会話ができる。
- 簡単なルールのある遊びができ、片足ケンケンが左右どちらかの足でできる。
- ボール投げ、縄跳びができるようになる。
[ねらい]
- 挨拶を習慣化する。
- 「ありがとう」「ごめんね」など、お友だちとの関わり方を増やす。
- 運動遊びの基本の動き36種類(大きく「操作」「移動」「バランス」に分類できる)を意識した活動を行う。
- 普段の遊びでは得られない動きを取り入れる
[レッスン内容]
- お母さんと子どもの活動から子ども同士の活動へ移行(子ども同士で二人組をつくったり、子ども同士でゲームをしたりする)。
- 積極的に器具を触り技術の練習。導入を中心とした活動(逆手で鉄棒にぶら下がる・跳び箱の上からジャンプ)など。
- 跳び箱・鉄棒・マット運動を順番に回るサーキットを中心とした活動。
- 簡単なルールや約束ごとを取り入れた運動。
(ボールの持ち方・投げ方、跳び箱の手のつけ方など)
年中クラス
[この時期の特徴]
- 道具を使って工夫して遊べる。
- ジャンプしながら縄を回す、走りながらボールを蹴るなど、二つの動きを同時に行うことができてくる。
- 言葉での理解が深まり、自分の気持ちをコントロールし始める。
- 連合あそび(お友だちとかかわる遊び)がでてくる。
[ねらい]
- 「できるからやりたい」「できないことはやりたくない」などの意思がはっきりしてくるので、「できる」「できない」の結果ではなく、頑張る姿勢を褒め、運動に対する意識を高める。
- 積極的な気持ちを引き出す遊びを行う。
- 運動動作を組み合わせた活動を行い、たいそうの幅を広げる。
- お友だちの関係を高める遊びを盛り込み、集団活動に慣れる。
[レッスン内容]
- 基本動作にプラスする活動を取り入れる。
(的にむかってボールを投げる、ゴールに向かってボールを蹴るなど) - 跳び箱・鉄棒・マット運動を順番に回るサーキットも、1人で並んで活動する。
- 跳び箱開脚・鉄棒逆上がりなど、運動動作を組み合わせた活動を行う。
年長クラス
[この時期の特徴]
- 集団遊び(みんながひとつの活動に目的を持って遊ぶこと)ができる。
- 得意な事、苦手な事がはっきりしてくる。
- ほとんどの基本動作ができるので、遊びは複雑な動きやルールを組み合わせる。
- 人の役に立つ事を喜ぶ。
[ねらい]
- 子ども同士でルールを決めるなど、自主性を持たせる。
- 一人一人丁寧に言葉かけをして指導し、苦手意識を持たせないようにする。
- 種目の準備・片付けを子ども達だけでできるようにする。
- みんなの前でお手本をすることで人前に立つ事に慣れさせ、自信に繋げる
[レッスン内容]
- 逆上がり・前回り・側転・倒立などにも挑戦する。
- 跳び箱も複雑な活動にチャレンジする
- 子ども達でゲームも決めるなど、自立した活動を意識して行う。